麻雀のシャッフルが面倒だということで、自動麻雀機を発明してしまった中国人。
まあ中国人に限らず、お掃除ロボットを発明したり、車の自動運転機能を開発するなど、我々人類は、少しでも楽をする為にありとあらゆる英知を怠惰の為に注ぎ続けています。
人間って超めんどくさがりですよね。
そんな怠惰への情熱を燃やした中国人が開発した「なーんにも用意しなくても本格火鍋が楽しめる」インスタント火鍋を手に入れたので試してみました。
中国人には、とても人気があるとのこと。
これこそテクノロジーを駆使した超ズボラ飯です。
巴蜀懶人の四川麻辣火鍋
巴蜀懶人というのは会社名で、巴蜀(Bashu)は昔の四川を指し、懶人(Lanren)は怠け者という意味。
つまり、四川の怠け者という意味の会社が発売しているお手軽インスタント鍋というわけです。
火を使わずに食べられる鍋を作っている会社というだけあって、ズボラ度はMAXです。
四川麻辣火鍋の作り方
作り方はいたって簡単。
写真と共にご紹介していきますが、作った時はかなり酔っ払ってたので、ろくな写真がありません。
ご了承ください。
①中の具材を取り出す。
鍋というだけあって、かなり具だくさん。
鍋パウダー、ゴマ油、豆腐皮、レンコン、きくらげ、タケノコ、じゃがいもにソーセージ、それぞれ結構な量が入っています。
中には当然『箸』まで入っており、具材をまとめて捨てる用のビニール袋まで入っています笑
「何もいらない」へのこだわりがスゴイ!!
②具材を鍋に入れる。
豆腐の皮を投入して
野菜を入れて
ソーセージは適当に折って入れました
パウダーとごま油を入れて
*このパウダーがとても辛いので辛いのが苦手な人は、分量を調節してください。
この他、お好みで野菜や肉など具材を追加することも可能です。
おススメは、通常の火鍋でもよく見る各種きのこ類やレタス、ほうれん草、春菊がベストマッチ!!
③水を入れる
ホッカイロみたいな物体を下段に入れ、水を投入します。
薬剤を入れるだけで化学反応を起こして水が沸騰するという理屈です。
仕組みはよく分かりませんが、このシステムが怠惰の極み。
水を入れると数十秒でシャーっと音がし、加熱が始まります。
フタに手を触れず待ちましょう。
④10分ほど待てば完成
後は少しかき混ぜれば本格的で熱々の火鍋が食べられます。
注意点
水を入れるだけで沸騰するという日本人にはあまり馴染みのないインスタント鍋なので、やけどにはくれぐれも注意してください。
子どもが触るのはとても危険です。
また、ガラス製のテーブルの上に置くなという注意書きがされているので調理場所にもご注意ください。
中国ではガラス製のテーブルが溶けたケースがあるんだとか。
味の感想
率直に申し上げて、超絶に辛いですがウマーい!!
この悪魔的な辛さは、韓国の激辛インスタント麺プルタックポックンミョンを凌ぐ辛さですが、中毒性でも負けてません。
さすがに中国人が食べる四川料理というだけあって、麻の味も効いています。
日本では考えられない辛さです。
しかし辛いが故、レンコンやじゃがいもの甘みが一層引き立てられて見事に調和しています!!
野菜のシャキシャキ感もしっかり残って、これが本当にインスタントなのか?と疑うレベルの本格派。
ボリュームはかなり多いので、1人で食べるにはちょっと多すぎるかもしれません。
〆にご飯
2人で食べると量的に少しだけ物足りないので、具材と麺を食した後に、余っていたご飯を入れました。
想像通りの美味さです!!
絶対にお試しください。
最後に
いかがでしたか?
中国人が怠惰の賜物として世に送り出した簡単火鍋。
食べた後のことまで考えられていますが、食べ終わった後のゴミはかなりの量で、エコとは程遠い商品です。
いやーいかにも中国人っぽい商品ですねっ!
こんなこと言うと怒られるでしょうか・・・
でも、これさえ備蓄しておけばキャンプや野外で楽しめるだけでなく、災害時にも役立つこと間違いなし!!
切羽詰まった災害時に、四川麻辣火鍋を食べるってかなりシュールですが・・・笑
で、肝心のこれがどこで買えるのか問題ですが、残念ながらAmazonや楽天にはありませんので、日本人がネットで買うのは難しいようです。
僕は同僚の中国人の薦めで、大阪の日本橋で買いました。
大阪の日本橋付近は最近チャイナタウン化しており、中華スーパーが多く点在している為、容易に見つけることはできると思います。
神戸の中華街でも見かけたことはあるので、中華スーパーなら手に入るでしょう。
辛いの好きな方はぜひ一度お試しください。
くれぐれも自己責任で。