長堀駅の周辺に、凄まじい辛さとウマさを兼ね備えた中華料理屋が爆誕したよ!といつものように同僚の中国人に聞いたので、早速行って来ました。
2019年1月にOPENしたばかりの新店ということですが、大阪に住む中国人からは、すでに噂になっていたようです。
そんな期待と不安を胸に、『屯舎』に行ってきました。激辛好きは必見です!!
火鍋と麻辣湯専門店『屯者』
本格四川の火鍋と大阪でも意外と珍しい麻辣湯(マーラータン)を堪能できる中華料理専門店。
店員は全員中国人、更にお客さんもほとんど中国人!!
あれ?ここは中国か?
という錯覚に陥るような中華なお店です。
このお店は1Fが麻辣湯専門フロア、2Fが火鍋専門フロアという構造になっており、メニューはこの2つしかありません。
麻辣湯
麻辣湯は3種類のトッピング+春雨の基本セットが680円と激安!!
具は自分で選ぶシステムで、ほうれん草や、白菜、春菊やレタス等の野菜の他に、豆腐や豆腐皮やいかだんご、水餃子など多種多様のラインナップ。
僕はいつも野菜だけを選びます。
写真は「ほうれん草」と「小松菜」と「春菊」を選んだ葉っぱづくし。
最近は「ほうれん草×3」の一択です。
やっぱりほうれん草が一番合う!!と思いますが、好みですよね。
追加100円でお肉のトッピング可能です。
タレのトッピングも自由です。味を重ねてオリジナルスープが楽しめます。
唐辛子入り味噌は調子に乗って入れすぎると超辛いので、少しずつ入れましょう。
火鍋
火鍋は1人前が2,480円の食べ放題メニューのみで単品販売はありません。
飲み放題を付けても3,780円とお得感満載。
ライスは食べ放題の中には含まれません。別料金なのでご注意を。
こちらの火鍋は、
白湯(パイタン)と呼ばれる白濁のスープと、唐辛子や山椒など調味料を沢山入れた辛い味付けの紅湯の麻辣(マーラー)スープの2種類を別々に入れて煮立て、好みの食材を好みのスープに入れて煮て食べる「鴛鴦火鍋」(ユアンヤンフオグオ。二色鍋)と呼ばれる形式でセットされています。
辛いのがずっと続くと感覚が麻痺してくるので、たまには白湯スープで舌休め。
辛いのが苦手な人にもおすすめです。
赤い方のスープは相当辛いのでご注意を・・・
食べ放題のお店でよくあるのが、最初のセットは決まっていて、肉とか野菜等がてんこ盛りで提供された後、追加を注文するというシステム。
屯舎は違います。最初かっからお肉も食べたい種類だけを、野菜もセルフサービスなのです。
オリジナルの鍋タレ
まずは自分だけのタレを作りましょう。
鍋のスープ自体にも多少味はついていますが、調味料を加えてタレを作るとウマさも楽しさも倍増します。
一番のオススメは「黒酢」です。
すりごま味噌や発酵豆腐の定番に黒酢を混ぜると超うまし!!
パクチーも忘れずに。
種類が相当多いので、店員さんと相談しながら色々試してみてください。
肉について
肉は牛肉、豚肉、羊肉(ラム)の3種がありますが、圧倒的に羊肉(ラム)がおすすめ!!というかラムだけでOK!!
牛肉は少しエグみがありますし、豚肉は油が多い。全て食べましたが、結局後半はラムしか頼みませんでした。
野菜と海鮮について
野菜も好きなものを好きなだけ!!
上段は海鮮になっており、エビやホタテも食べ放題です。
セルフサービスが少しめんどくさいという方もいるとは思いますが、好きなものを好きな量楽しめるのはありがたい。
野菜はどれも安定して美味しいのですが、ほうれん草や、小松菜、レタスはよく味が染みやすくて特におすすめ!!後、豆腐の皮も欠かせません。
蟹かまぼこも超うまい!!
蟹かまぼこはビニールを外して鍋に入れると散らばってしまうので、ビニールのまま投入して食べる直前に外すんだって。(中国人に聞きました)
中華春雨を投入すれば、鍋の中でなんちゃって麻辣湯も作れます。
注意点
あまり辛さに慣れていない人が調子に乗って食べていると、次の日胃腸がぶっ壊れます。覚悟した上でお楽しみください。
僕もぶっ壊れていましたが、ヨーグルトを事前に飲むことで胃に膜ができて辛みのダメージから救ってくれるようになりました。(これも中国人に聞きました。)
アクセス
- 所在地:〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-8-3
- 営業時間:11:30~0:00
- TEL:06-6121-6921
- 駐車場:なし(向かいにコインパーキング有)
最後に
長堀周辺には、本格的な中華料理店は意外と多いですが、屯舎は特に本格的。
中国人達も中国っぽい味だと認めています。
本場の火鍋と麻辣湯が楽しめる長堀橋駅から徒歩2分の「屯者」
ぜひ1度お試しください。(自己責任で)