自分自身の健康状態に悪影響を及ぼすだけでなく、パートナーや家族、周りの人の睡眠まで妨げる「いびき」
自分では気付かないことも多い上、女性だと特に相談もしにくいもので、『いびき』を改善する為に、密かに色んな対策をしてきた人も多いと思います。
- これまでにありとあらゆる「いびき対策」を施してきたけど、どれも効果がなかった。
- 横向きで寝ても鼻呼吸で寝ても「いびき」は収まらない。
- もう手の施しようがないから諦めた。
そんないびき対策迷走中の方にぜひ試していただきたいのが、
下あご前方移動というアイデアを商品化した「スノアイーズ」というマウスピースです。
えーまた?もうマウスピース試したわよ・・・
一般的に、マウスピースは歯ぎしりに効果はあるものの、いびきの対策グッズとしてはいまいひとつ効果を実感することができませんよね?
実際僕もその1人です。
では、スノアイーズは通常のマウスピースと何が違うのでしょうか?
目次
スノアイーズ
いびきの原因の約75%は、睡眠時の舌根沈下(重力による舌の落ち込み)によって気道が狭まること。
「スノアイーズ」の最大の特徴は、睡眠時に舌を収納する下あごを前へ出すことで、舌も前方で維持できること。
簡単な言葉で申し上げると、
強制的に「しゃくれになる」マウスピースということです。
下あごが前方へ突出した「しゃくれ」の特徴は、舌も前方にあるため気道が確保されやすいという特徴を持っています。
反対に、顎が小さい人、または顎が後方に下がっている人は、睡眠時に筋肉が緩んで落ち込んだ舌を収納することができず、気道を狭めてしまいます。
顎が小さいと小顔に見えることから、美しい顔として憧れる人も多いのではないでしょうか?
佐々木希や羽生結弦が顎の小さな芸能人の典型です。
— 芸能情報.com (@com20402607) October 23, 2017
実際綺麗なお顔立ち。
でも睡眠時は、いびきの原因に・・・
まずは道具を使わず実際にしゃくれになってみましょう。
やり方は簡単です。下の歯を上の歯の前方へ持ってきて維持するだけ。
どうですか?舌も一緒に前方へ出ましたよね?
この状態を保てば、舌根沈下を防いでいびきが軽減されるというのが、下顎前方移動の理屈です。
そして下顎前方移動を維持するのが、「スノアイーズ」というわけなんです。
スノアイーズの使い方
スノアイーズを一番初めに使う際には、歯型をとる必要があります。
やり方は下の図を参考にしてください。
80℃~85℃のお湯500mlをボウルに入れ、スノアイーズを2分半浸けます。
そのあと口の中に入れて歯型を取り、形状を記憶させる為に冷水で30秒冷やします。
これで準備完了です。
スノアイーズの特徴
下顎前方移動量の調節
下顎の前方移動量が多ければ、それだけいびきの軽減が期待できますが、それだけ顎間接に負担をかけます。
スノアイーズは移動量をミリ(mm)単位で微調整できるので、装着しても違和感のない自分の移動量に設定することが可能です。
装着したまま話せる
スノアイーズを装着した状態であっても口を開くことはできるので、会話も可能で水も飲めます。
下顎を左右に動かせる
上顎と下顎を繋ぐコネクト部の可動域が広い為、通常のマウスピースにない感覚で下顎を左右に動かせます。
こんな人におススメ
咽頭部がいびき発生の原因になっている人
- 肥満もしくは肥満気味
- 寝ている時に口が空いている
- 頬のたるみなど、表情筋の衰えを感じている。
- 毎日晩酌している
- 顎が小さい
これらに当てはまる方は、特に効果が期待できます。
僕も顎が小さいのと、毎日晩酌していることが原因で舌が落ち込んでいたようですが、このマウスピースを使用するようになってからは、仰向けで寝ても7割ほど「いびき」が軽減されています。
スノアイーズを装着して横向きで寝ると、相乗効果で効果は確実に実感できると思います。
こんな人には効果なし?
鼻孔部がいびき発生の原因になっている人
鼻の通りが悪いと、そこに空気抵抗が生じて、振動音である「いびき」が生じます。
また、鼻呼吸がスムーズでないと、寝ている間に口呼吸になることも。
- 鼻づまりがひどい
- 口呼吸ばかりしている
- 鼻中隔(左右の鼻腔を隔てる仕切り)の湾曲など
これらに当てはまる方は、効果はあまり期待できません。
いくら舌の落ち込みをマウスピースで防いでも、そもそも空気の入り口である鼻孔付近に問題があっては舌部分に空気が到達する以前の問題。
そんな方は、まずは鼻呼吸を改善するのが先決です。
最後に
いかがでしたか?
もちろんグッズなので、合う合わないはあると思います。
いくら効果があっても、口の中にモノを入れて眠るということが根本的に難しい方にはおすすめできません。
うまく活用することができれば、かなりの高確率で音の軽減は期待できるでしょう。
自分の「いびき」の原因をまずは知り、原因に沿ったグッズを選ぶのが改善の鍵です。
もう手の施しようがないと諦める前に、一度お試しください。