僕は基本的に料理はしません。
作るのは妻。
洗い物が僕の主な役割です。
そんな僕でも、いつも完璧に仕上げることのできる料理が、アウトドアで食べてもおいしい簡単タンドリーチキンです。
タンドリーチキン
ある日、僕がよく通っていた近所のインドカレー屋さんのネパール人店主に、「アウトドアでも簡単に作れるインドカレーとかってないの?」って質問したところ、
インドカレーはスパイスを集める手間がかかるから、日本で、更にアウトドアで作るにはハードルが高いと言っておすすめしてくれませんでした。インドカレーが食いたいなら俺の店に来いと。
「でもタンドリーチキンなら仕込んで行けば、家でも外でも焼くだけでおいしく食べられるぜ!」
と、家庭のレシピを教えてくれました。
仕込むのはちょっとめんどくさいけど、せっかくなので教わった通りに仕込んでBBQで一焼いてみると・・・
うまさ爆発!!
外で食べたからおいしい。とかそういう精神的な要素に左右されず、純粋に美味しいんです。2回目は家で食べたから断言できます。まあでも外で食べたほうが美味しいですよそりゃ。
それからというもの、BBQやキャンプの時は必ず作る「ネパール人に聞いたタンドリーチキンのレシピ」を紹介したいと思います。
材料(4~5人分)
- 鶏肉(もも肉):1kg
- バター少々
- プレーンヨーグルト:400g
- おろしにんにく:(2.5cm)
- おろししょうが:(2かけ)
- パプリカパウダー:大さじ1
- クミンシード:大さじ1
- ガラムマサラ:大さじ1
- ターメリックパウダー:大さじ1
- チリパウダー:大さじ1
- レモン汁:大さじ2
- 塩:大さじ0.5
手順
- 鶏肉とバター以外の材料を全て混ぜ合わせます。
- 鶏肉を適当な大きさに切り、1.で合わせたペーストに漬け込みます。
- 2.をジップロックなどに移し変えて冷蔵庫で1日〜2日寝かせます。
- 下にバターを塗ってオーブン余熱なしで250℃で約30分焼けば完成(アウトドアで焼く場合は鉄板等で豪快に焼いてください。)
味の変わるポイント
最大のポイントは何と言っても漬け込む時間です。この漬け込む時間によって全体の味が劇的に変わります。
1日以上漬け込めば驚くほどジューシーさと深みが増します。丸2日漬け込んだ日が一番おいしかったのでおススメです。
逆に漬け込む時間がないなら、香辛料で味付けするよりもカレー粉やケチャップ等を使う方が香りが残ります。
辛いのが好きな方は、材料欄に赤で示した香辛料の量を増やしてみてください。
逆にパプリカパウダーの量を増やすと甘みが増しました。
甘さを強調するために、はちみつ入れることもあるようです。
そのへんの細かいカスタマイズはお好みで。
アウトドアで焼く際
外で焼く際は、BBQ等の一部として焼くことが多いと思います。
BBQ用の網で炭火焼をする場合は、肉に絡んだペーストをしっかりぬぐってからBBQピットに乗せてください。ボタボタ垂れて炭がドロドロに。
また、鉄板で焼くとペーストが垂れる心配がなく、タレと絡めながら焼くことが可能です。
ガスを装着するだけで一瞬で使用でき、火力も十分です。
極寒の場所では火力が安定しませんが、BBQならなんの問題もありません。
なにより軽くて薄くて値段も安い!!メンテナンスも楽。
最後に
スパイスを標記通り全て入れても、全然辛くないので、子どもが多いBBQの際にも喜ばれる1品です。いつも子どもに取られて一瞬でなくなります。
これからのキャンプシーズン、夏休みには大活躍間違いなし!
是非1度、お試しください。