パソコン超初心者の僕が、探り探りに「はてなブログ」の運営に着手して約4ヶ月。
よく分からないけど取りあえず導入しておこうと思って連結させておいたアクセス解析ツール。
もちろん、Googleアナリティクス様でございます。
はてなのアクセス解析では入手できないユーザー情報を把握するのにとても便利な無料のツール。
今回は、そんな初心者の僕が、同じくGoogleアナリティクスの導入を始めた初心者に向けた、最低限覚えておいた方がいいと感じた基本中の基本をお伝えしていきます。
目次
Googleアナリティクスにおける4つの基本
- Googleアナリティクスにおける4つの基本
はじめに、レポートの期間設定しよう
Googleアナリティクスでは、全ての分析ページで、レポート期間を設定することができます。
今月分なのか、今週分なのか、昨日なのか今日なのか、探りたい情報に応じて設定してください。
①リアルタイム⇒概要は、「今まさに、何人がどのページを見ているかを知る」
SNSに配信したり、広告を出したり、何かしらのアクションを起こした際の効果検証に最適なツールです。
リアルタイム
今、この時、この瞬間にあなたのサイトを訪れている人の人数です。
図では現在1と表示されており、右下のアクティブなページを閲覧しています。
②ユーザー⇒概要は、「サイトの集客状況を知る上での基本」
ユーザー
あなたのサイトに訪れた『人』の数を表しています。
1人の人が複数のコンテンツを閲覧しても、ユーザー数は『1』となります。
単純に、何人の人が訪れたのかを知るための指標です。
新規ユーザー
ユーザー数のうち、初めてあなたのサイトを訪れた『人』の数を表しています。
セッション
ユーザーがあなたのサイトを訪問し、離脱するまでを1セッションとカウントします。
1人のユーザーが複数ページを呼んだ場合もセッションの数は『1』となります。
ただし、30分以上時間が空く、または日付が変わる等の条件により、セッション数は再訪問と判断され、新しくカウントされます。
ユーザーあたりのセッション数
1ユーザーあたりのセッション数です。
ページビュー数
あなたのサイトが閲覧された数です。
1ユーザーが5ページ閲覧した場合もページビュー数は5とカウントされます。
ユーザー数に対してページビュー数が大幅に大きい場合は、回遊率の高いサイト運営であると判断できます。
ページ/セッション
ページビュー数をセッション数で割った値です。
1セッションあたりのページビュー数を知るための指標です。
平均セッション時間
1セッション当たりの平均時間を示しています。
直帰率
あなたのサイトを訪れた人が、そのページだけを読んで、どこかへ行ってしまう率を表しています。
この数字が大きいと、あなたのサイトの回遊率は低いと判断できます。
直帰率は基本的に低いに越したことはないので、複数ページをしてもらえるようなコンテンツ、誘導を心がけたリライトも重要です。
尚、バズった記事の直帰率は高く、検索流入からだと直帰率は減少すると体感しています。
最近になって、直帰率が低い高いで良し悪しを判断できないことが分かりました。
読み物系のブログテーマだと、連続して読んでもらう必要がありますが、情報系のブログテーマはその限りではありません。
ユーザーが1つのコンテンツで知りたい情報を得て、満足し解決するなら、回遊する必要性はないからです。
ユーザーがコンテンツを最後まで読み、悩みを解決したところで興味のある広告やリンクをクリックして離脱する。このような形を理想とするサイトもあるため、直帰率よりも、直帰する際の行動を探る必要があるようです。
(2018/12月更新)
New Visitor
新しく訪れたユーザー
Returning Visitor
その名の通り、あなたのサイトに2回以上訪れた(戻ってきた)ユーザー
③集客⇒概要は「ユーザーはどこから来たのかを把握する」
サイトのアクセスが、どこからの介入に依存しているのかを把握することができます。
上位のチャネル
あなたのサイトを閲覧している人が、何を見てあなたのサイトに辿り着いたかを知るための指標です。
Organic Search
GoogleやYahooなどの検索エンジンからの流入を意味します。
この数値が高いサイトは、SEO効果の高いタイトル設定ができていると言えるでしょう。
一過性のページビューでないことも評価できるポイントです。
Referral
外部サイトの、固定リンクを介した流入を意味します。
はてなブックマークや、最近流行りのグノシーやスマートニュースからの被リンク介入もReferralとしてカウントされます。
Direct
参照元を介さず、直接サイトにアクセスされた流入を意味します。
URLを直接入力したり、ブックマークからの流入が該当します。
Social
TwitterやFacebookをはじめとするSNSを介しての流入を意味します。
「集客」⇒「全てのトラフィック」⇒「参照元のメディア」を使えば、
ユーザーがどこから来たのかを確認できます。
googleの検索流入が一番多いのは嬉しいね。
ん?googleapis.comってなんなの?
なんだろ?知らないなー、その割に2番目に多いってかなり主力じゃん。
これは調べる必要がありそうね。
googleapis.comの正体とは?
「googleapis.com」はスマホ版GoogleChromeに表示される「おすすめの記事」を経由して当ブログに訪れてたユーザーである。
つまり、スマホでGoogleChromeをデフォルトブラウザとして使っているユーザーからの介入ということだろうと想像できます。
iphoneにはsafariがあるので、わざわざGoogleChromeを使う人はかなり少数派と考慮すると、「googleapis.com」を介して訪れるユーザーは、Andoroid使用者と位置づけました。
ぼくはiphoneユーザーなので、スマホ版GoogleChromeに馴染みがないので、想像しにくい。
ということで、ダウンロードしました。
↓↓↓
ざっと見たところ、個人の趣向に沿って表示されているようです。
「SmartNews」や「グノシー」のように、閲覧者に同じ記事へ誘導するのではなく、履歴等から判断した「あなたへのオリジナルおすすめ記事」というもののようです。
となると、回遊率もある程度期待できそうですね。
④行動⇒概要は、「自分のサイト内でのユーザーの動き」
サイトに訪問したユーザーが、実際にどのような動きや回遊をしているかを知るのに役立ちます。
離脱率
離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示す。
「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「全てのページ」で、コンテンツ毎のユーザーの動きを把握することができます。
ページタイトルは恥ずかしいから消してます
これ見れば主力のコンテンツが丸分かりだね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、初心者による、初心者の為の、アナリティクスを活用するために最低限必要な「リアルタイム」「ユーザー」「集客」「行動」の4項目についてご紹介しました。
もちろん、こんな程度ではアナリティクスが持つ機能の10%も使えていないと思います。
しかしこの程度でもアクセスを解析することで、課題が見つかりました。
「Googleアナリティクス」は課題を見つけ、原因を追究し、解決に向けて改善することのできる優れたツールです。
長くブログやサイトを運営してく上で、必須なツールと言えるでしょう。
まだ自身のサイトとアナリティクスを連動させてない方は、まずは連結させることを強くオススメします。
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