映画を見ていてこの音楽誰の曲?なんて思ったことはありませんか?
映画音楽って映画の評価そのものを左右する重要な要素の1つですよね。
今回は、映画音楽家としてグラミー賞を受賞し、ありとあらゆる映画を担当する音楽家「ジェームス・ニュートン・ハワード」について紹介したいと思います。
James Newton Haword
1951年生まれ。アメリカ/ロサンゼルスに生まれハリウッドムービーの音楽制作で活躍するプロデューサー、キーボーディスト、指揮者。
音楽大学中退後、エルトン・ジョンのツアーに参加。
1985年から映画音楽に着手するようになり、奏者よりも作曲家としての才能が爆発。
2017年~、”3 Decades of Music for HollyWood”というハリウッド映画の為に30年制作し続けた楽曲を集めたコンサートツアーを、ヨーロッパ各地で実施しています。
引用元(http://soundtrackfest.com/en/micro/tour-start-james-newton-howard-3-decades-of-music-for-hollywood/)
主な作品
- プリティーウーマン(1990)
- 逃亡者(1993)
- シックスセンス(1999)
- サイン(2002)
- ヴィレッジ(2004)
- レディインザウォーター(2006)
- アイアムレジェンド(2007)
- ブラッドダイヤモンド(2008)クラシカルブリットアワード受賞
- ダークナイト(2008)グラミー賞受賞(ハンス・ジマーと共作)
- ハンガーゲームシリーズ(2012~2015)
- マレフィセント(2014)
- スノーホワイト(2016)
- ファンタスティックビースト(2016)
- レッドスパロー(2018)
上記で挙げたのは彼の作品のほんの一部です。書き出すとキリがないほど多作家なので、一度は彼の音楽を耳にされていることと思います。気付いてないだけで。
そんな彼の数多くの作品の中でも、僕が一番心奪われたのがこちらです。
レディ・イン・ザウォーター(2006)
映画自体は、M・ナイト・シャラマンが監督のファンタジーです。
この監督の作品は結構好きなのでほとんど見てますが、この作品はちょっと付いていけなかった。
この作品で最低監督賞の不名誉まで獲得していますし・・・。
もちろん僕が心奪われたのは、映画ではありません。
あくまでもサウンドトラックです。
内容、ストーリー的にはよく分からかったので触れませんが、音楽に救われています。シャラマン監督は、この素晴らしい音楽があれば、ストーリーが意味不明でもイケる!と思ったのでしょうか。
全曲美しいので1曲目の「プロローグ」から聴いて欲しいのですが、特にアルバム後半の「傷を癒して」からの怒涛の展開、メインテーマ、ボブディランの名曲『時代は変わる』の子どもの合唱verまで、全てが物語のように繋げる技術にもう拍手です。
ジェームス最高!!
僕がもしハリウッド映画を作ることがあったら、あなたに必ず依頼すると約束します。
www.youtube.com
映画やテレビ、ゲームの音楽好きの為のサイトがある。
SoundTrackFest Main page – SoundTrackFest
日本ではあまり馴染みがありませんが、挿入歌を手がけるアーティスト達のコンサート情報やインタビュー等を掲載したまとめサイトです。(英語のみ)
日本人では、久石穣や坂本龍一のコンサートツアー情報なども掲載されています。
気になるアーティストがいたら調べてみてはいかがでしょうか?
あなたの好きなあの曲が、フィルハーモニー楽団の生演奏verで聞ける機会があるかもしれません。