暇があればAmazonプライムとHuluで映画を見てしまう僕も、7ヶ月で84タイトルの映画を視聴しました。
どちらも契約して7ヶ月なので、ざっと計算して1ヶ月当たり12本、週に3本は視聴するというハイペース。
2018年7月~2019年1月までに見た映画は、全て備忘録変わりに感想を書きなぐり、5段階評価で勝手に批評してきました。
そんな僕が、独断と偏見でランク付けした84タイトル(2019年1月現在)の中から、おススメしたい★5の作品を、ジャンルレスに一挙にご紹介いたします。もちろんネタバレなしで。
ちなみに、★1つの見なければ良かったタイトルも番外編で後半にご紹介します。
何を見るか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
Amazonプライムで見た5つ★タイトル13選
紹介する順番に特に意味はありません。順不同なので気にしないでください。
トゥルーマンショウ ★★★★★
1998年:アメリカ
トゥルーマンの私生活は、リアリティ番組『トゥルーマンショー』の主人公としての生活であり、彼以外は全員が演技をしています。彼はその事実を知らないという理不尽な設定。
島から出たい彼を、引き留めようとする番組プロデューサー。
何度見たかわかりませんが、配信されてたいたのでまた見ました。
やはりジムキャリーの演技が最高。
ラストシーンの台詞は感動します。
CAST AWAY ★★★★★
2000年:アメリカ
初めて見たのは高校生の時でした。
当時は自然って過酷だなっていうサバイバル映画としての感想でしたが、この年になって改めて見ると、後半のストーリーに胸が苦しくなりました。
140分越えの長い映画ですが、ほぼトムハンクス1人で演じてるし、どんどん痩せてくし、いい役者ですねこの人はほんとに。
人生の色んな要素が詰まった良作です。
ルーム ★★★★★
2015年:アメリカ
何の予備知識もなく見ましたが、凄まじい設定、というか設定だけで面白い。
しかしそれ以上に、母親と息子の力強さと絆を感じる良作でした。
子どもからしてみれば、想像を絶する体験でしょう。
まさかオーストリアで実際に起きた事件だということで、更に驚きました。
「その後」の苦悩にも焦点を当てているのが個人的に良かったです。親世代の人は特に感情移入できる作品だと思います。
アカデミー賞も納得の作品でした。
ただ1点だけ、おじいちゃんが孫の顔を見ることができないと言って席を立った理由がよく分かりませんでした。
マンチェスター・バイ・ザ・シー ★★★★★
2016年:アメリカ
だらしない性格に短気な男。
主人公が自分の性格と少し似ていて、あっと言う間に感情移入してしまいました。
内容がものすごくシリアスなのに、所々笑ってしまう要素が散りばめられていて、見ていて飽きません。
後半のリーとライアンの対話シーンには思わず泣いてしまいました。
とても感動的なヒューマンドラマでした。
普通に生きていくって難しいよなぁ・・・
ローンサバイバー ★★★★★
2014年:アメリカ
戦争映画好きの僕としては、劇場公開のTVCMを見て気になっていた作品です。
当然1回目は映画館で視聴。
文句なしの大迫力!!
アフガニスタンの山岳地帯に就いた4人のネイビーシールズは200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、集中砲火を浴びる。精鋭部隊と言えでも絶望的な状況の中、1人の兵士が奇跡的に生還するストーリー。
どうして彼は生き残ることができたのか?
あなたの目で確かめてください。
バーフバリ・伝説誕生 ★★★★★
2015年:インド
大雑把なストーリーと派手な戦闘シーン。
子供が偉大な運命に導かれて悪を倒す!!という単純内容ですが、全てのスケールが桁違いに素晴らしい。
心の中でバーフバリ!バーフバリ!と叫ぶことでしょう。
ちなみに僕は、続編である(王の凱旋)が気になって課金して視聴しました。
続編も最高です。これこそエンターテイメント!!
それでもボクはやってない ★★★★★
2007年:日本
びっくりするほどリアルな映画でした。
痴漢冤罪という身近に潜む恐怖を、とても生々しく再現しています。
主人公を支える周りの気持ちも痛いほどよくわかる。
そんな中でも加瀬亮の演技が特に素晴らしく、台詞の詰まり方や激高するシーンは人として自然な感情の表し方で、演技ということを忘れていたほど。
テーマも社会派なので、何年経っても色褪せることのない作品です。
セッション ★★★★★
2014年:アメリカ
ゴリッゴリのドラム映画。
物語としては、パワハラし放題の鬼教師の下で必死で練習する生徒の葛藤や、人間関係を描いているのでしょうか?
教師のクズっぷりには終始イライラさせられますが、ラストの主人公ニーマンの逆襲でとても清清しい最高のエンディングを迎えます。
というか全てはエンディングまでの長い長い前振り。見て損なし。良作です。
僕は個人的にドラマーBuddy richのファンなので、ジャズドラムに焦点を当てた映画というだけで、贔屓しているかもしれません。
39(刑法第39条) ★★★★★
1999年:日本
刑法第39条をテーマにしたサスペンス。
責任能力のない、心神喪失者が人を殺しても罪に問われないという、被害者の遺族泣かせなこの法律。
全員の演技がとても上手くハマっており、リアルな演技に目が離せません。
軽い気持ちで見るような映画ではないかも・・・
この映画について、詳しい記事を書いてます。
Amazonプライムで新着配信された邦画『39』は、堤真一の演技力がスゴイ!! - 太陽がデリシャス
復讐するは我にあり ★★★★★
1979年・日本
実話を元にしたサイコパス映画。
とても古い映画なので、オープニングの古臭い演出に見る気が失せることでしょう。
それでも少し我慢して見てください。
一瞬で演出の古臭さなんて全く気にならなくなっていますから。
榎津巌を演じる緒方拳の怪演も見所です。
この映画について、詳しい記事を書いています。
Amazonプライムで見れる日本屈指のサイコパス映画『復讐するは我にあり』の狂気がスゴイ - 太陽がデリシャス
アバウト・タイム ★★★★★
2014年:アメリカ
タイムトラベルができる男のSF恋愛映画です。
恋愛映画見る男なんてキモイと思われるでしょう。しかし僕は全力でこの映画をおすすめします。
タイムトラベルという最大のテーマも、途中からどうでもよくなっちゃうほどに物語に没頭します。
とにかく真っ直ぐに生きる主人公に心奪われ、ヒロインのメアリーも超タイプだし文句なし!!
これぞ心温まる映画ですよ!!そりゃ大ヒットするわ!!
あーもう一回見よう。
ハングオーバー ★★★★★
2009年:アメリカ
あの大ヒット映画の第一弾。
結婚式の前夜、独身最後にラスベガスへ旅に出る男4人の珍道中を描いたコメディー。
笑えます。とにかく頭の中を空っぽにして見てください。
下ネタ全開なので、苦手な人はご注意を!!
シリーズは3弾までありますが、やっぱりこの処女作が一番です。
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Huluで見た★5タイトル12選
紹介する順番に特に意味はありません。順不同なので気にしないでください。
ミザリー ★★★★★
1990年:アメリカ
僕のトラウマ映画史に残る映画が配信されました。
雪山で事故に遭遇したベストセラー作家を助け出したNo.1ファン。身動きの取れない作家は彼女のロッジで看護を受けるのですが、次第に彼女の狂気が浮かび上がり・・・
キャシー・ベイツの演技がなんとも気持ち悪い。
とにかくこの作品を見て、アニーの怖さを味わっていただきたい!!
愛想のいい面を見せたと思いきや、気に入らないとぱっと豹変する…
アカデミー主演女優賞、納得です。
フューリー ★★★★★
2014年:アメリカ
米軍戦車“フューリー”の乗員たちは世界最強の独・ティーガー戦車との死闘。
さらに、敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つ、絶望的なミッションに挑む本格派戦争映画です。
心に蓋をして戦う兵士の怒りが、ひしひしと伝わってくる良作でした。
戦車にフォーカスを当てた戦争映画という珍しい作風なので、それだけでも見る価値あり!!
ザ・ビーチ ★★★★★
2000年:アメリカ
刺激を求めて、タイにやってきた青年は、噂の楽園があると知り、海を泳いで渡るがその先には・・・
タイタニックで一躍有名になったディカプリオが100本以上のオファーを蹴って出演を決めたミステリアスアドベンチャー!!
当時中学生だった僕は、この映画に心を奪われました。
前半の絶好調ぶりとは裏腹に、後半の狂気に満ちた展開が不気味です。
コミュニティーとは、遅かれ早かれ必ずこうなるのだと思います。
サウンドトラックにも、とても影響を受けました。
夏になると無性に見たくなる、大好きな作品です。まさに青春!!
冷たい熱帯魚 ★★★★★
2011年:日本
埼玉愛犬家殺人事件をモチーフにした過激な作品。
これぞ園子温というサスペンスホラー。
デンデン演技うますぎ、怖すぎ、リアル過ぎ!
相手を精神的に支配する過程や心理描写がとてもリアルに表現されていると思います。
エログロ等に耐性のない人は拒絶する内容です。
久々見ようと思ったらAmazonで配信が終わっていたので、Huluにて鑑賞。
127時間 ★★★★★
2010年・アメリカ
初見は映画館でした。
たった1人、岩に腕を挟まれ身動きができなくなった男が、「どうすれば生き延びられるか」を考え、試行錯誤するだけのストーリー。
それでも一人の男の生きることに対しての執念に心打たれます。
DON‘T GIVE UP アーロン!
ラストシーンには涙が止まりません。
もう全てが大好きな映画です。
やっとHuluで配信されました。
この映画については、詳しい記事を書いています。
待望のHuluで新着配信!映画『127時間』に学ぶ極限状態での生への執念に涙が止まらない。【2018年11月】 - 太陽がデリシャス
ヒア アフター ★★★★★
2010年・アメリカ
死後の世界と交信するというオカルトチックなテーマではありますが、ホラーやスリラーでは決してありません。
心温まるヒューマンドラマ。
ぜひ、1人でしっぽりしたい秋の夜にワイン片手に見てください。
死んだ人を思う残された人の気持ち、人間の温かさ、ラストはとても切ない気持ちになりました。
音楽もとてもマッチしています。
クリントイーストウッドが監督の作品は波がある印象ですが、これは個人的に大当たり。
オープニングの津波のシーンから迫力満点!!
プライベートライアン ★★★★★
1998年:アメリカ
第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦を描いた戦争映画の傑作。
控えめに言っても最高の映画です。もう何度見たことか・・・
物語のオープニングの上陸シーンだけでドっと疲れます。それだけリアルだということ。
戦場の悲惨さ・虚しさ・過酷さの全てが力強く表現されたヒューマンドラマです。
一体理不尽なこの任務はなんなのか?戦争とはなにか?
あなたはどう感じましたか?
猿の惑星:創世記 ★★★★★
2011年:アメリカ
タイトルの通り、猿の惑星シリーズが始まる前、経緯を描いた作品。
あまり深く考えずに見ても展開も早く、映像も美しい良作です。
動物好きの僕としては、チンパンジーがとても可哀相で胸糞で、とても人間を応援する気にはなれません。
動物の仲間愛に泣けます。
動物達よ頑張れ!!人類を滅ぼせ!!
あなたもきっとそう思うはず!!
アメリカン・ヒストリーX ★★★★★
1998年:アメリカ
大好きな映画です。
白人至上主義の兄弟に怒る悲劇を通して、現代にも根強く残る人種差別を題材にしたドラマ。
エドワードノートンみたいな事を言う人は、アメリカだけに限らず日本でも見かけます。
アメリカのお話なので他人事のように思えて実はそうではない。
後世に残すべき衝撃作です。
トレーニングデイ ★★★★★
2001年:アメリカ
こちらも大好きな映画です。
イーサンホークもデンゼルワシントンも若い!
アメリカの刑事2人に焦点を当てたバディムービーで、いたってシンプルなストーリーですが、飽きません。引き込まれます。
何回見ても色あせない名作です。
ラストはイーサンの信念の強さにスカっとします!!
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ ★★★★★
2001年:アメリカ
性転換手術に失敗したヘドウィグが、苦悩をしながらロックシンガーとして巡業を続けながら愛を捜し求めるドラマ。
最高のロックミュージカル映画です。音楽がいい。それに尽きます!!
サントラが欲しくなるのではないでしょうか?(僕は高校生の時に購入済み)
決して変なオカマ映画ではないので、食わず嫌いの方は、ぜひ見てください。
リトルミスサンシャイン ★★★★★
2006年:アメリカ
田舎町に住むイケテナイ部類の少女が、全米美少女コンテストの地区代表に選ばれて、カリフォルニアの本戦に向かう過程を描いた珍道中コメディー。
性格や気持ちがてんでバラバラな一家が、旅を進めるごとに少しずつ距離を縮め、気持ちが1つになるのです。
なんというか、理屈なしで泣けます。ラストは号泣します。
家族の暖かさと、なにより少女のひたむきさと優しさが胸に染み渡ります。
幸せは自分の心が決める!!
ぜひ見てください!!
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見なきゃよかった★1タイトル8選
ここからは、見て後悔した作品をご紹介いたします。
あくまでも、僕個人の考えに基づいた評価なのでご容赦ください。
デッドクリフ ★☆☆☆☆
2009年:フランス
最大の恐怖は自然!!と思い最初は楽しみにしていましたが、中盤から変なの出てきて何これ?
最後まで見て後悔しました。
真夏の方程式 ★☆☆☆☆
2013年:日本
そもそも犯行の動機が弱すぎて、たったそれだけの為に?って謎が解けたあとも意味不明・・・
ミュージアム ★☆☆☆☆
2016年・日本
やたら長くて、ストーリー展開も遅く、最後までイライラしながら見ました。
せめて、やりすぎなくらいの胸糞バッドエンドにして欲しかった。
シャーク・ナイト ★☆☆☆☆
2011年:アメリカ
見る気をなくすようなダサいオープニングで、嫌な予感はしました。やはりあそこでやめとけばよかった。
極道めし ★☆☆☆☆
2011年:日本
たしかに、コンセプトにある通り、食欲はそそられました。
ただ、映画としはどうでしょう。最後まで見ると何か展開があるのかと思い、我慢して見ましたが、特に何もなし。
セットもコント番組みたいなチープなもので、僕には何がおもしろいのかさっぱり・・・
昔、「刑務所の中」っていう同じような作品も見ましたがあっちの方が100倍おもしろいです。
Stay ★☆☆☆☆
2005年:アメリカ
今をときめくライアン・ゴズリングをはじめ、ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ等、誰もが知るスターを起用したサスペンス。
最後の最後でオチが明らかになるタイプの映画ですが、不可解なことが起こりすぎて、しかも意味不明過ぎて、見ていて退屈極まりない。
僕にとってはすごく眠くなる作品でした。
何度か見れば解釈も変わるのかもしれませんが、そんな気になれません。
新宿スワン ★☆☆☆☆
2015年:日本
見る前から少し不安でしたが、「冷たい熱帯魚」でファンになった園子温監督の作品というだけあって、意を決し視聴しました。
はっきり言ってひどいです。何を楽しめばいいのか全く理解できません。
これ本当に園子温の作品か???
死ぬ気で最後まで見ましたが、激しく後悔。
小学校高学年~中学生向け映画です。
渇き ★☆☆☆☆
2014年:日本
娘の行方や正体を探るミステリー要素の強い作品かと序盤は期待していました。
しかし内容はとても浅く、ひたすらに視聴者を置いてけぼりにする展開の連続です。
ジャンルで言うとスプラッターサイコパス青春Music Videoといったところでしょうか。
登場人物が全員イカれており、全く感情移入できない上、子供が喜びそうなアニメーションやカット割りが入って見ていられません。
主人公の小松さんも胸糞なキャラ。せめて天罰が下るエンディングなら少しは良かったかも。
中高生にはウケそうな雰囲気です。
その夜の侍 ★☆☆☆☆
2012年:日本
ひき逃げ事件で最愛の妻をなくして空っぽの生活を送る男が、刑期を終えて出所する犯人に復讐するという暗いストーリー。
悪い意味でこれぞ日本映画という展開の遅さと暗さ。
主人公の気持ちは分かるけど、長すぎ、引っ張りすぎ・・・
最後に
いかがでしたか?
★1のタイトルに邦画が数多くラインナップされていますが、邦画が嫌いなわけではありません。邦画でも★5タイトルはたくさんあります。
ただ、単純に良さが全く分からないと感じてしまう作品が多いのも事実。
まあ個人的な感想なので色々と異論はあるでしょう。
なお、このリストは定期的に更新していく予定です。
あくまでもAmazonプライムとHuluで無料視聴した作品の中からご紹介していきますが、配信が終了される作品もあれば、終了されていたけど、また配信される作品も多くあるはず。
気になる作品のある方は、お早めにご視聴ください。