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サウナ効果まとめ

サウナはおっさんの娯楽。

あんな熱いところに我慢して長時間入って一体何を考えているんだ?

一昔前までは世間が持つサウナイメージはこんなものでした。僕自身も含めて。

しかし、最近では若者の利用者も増え、女性にも人気沸騰中のサウナ。

では、どうしてサウナの人気は近年急激に高まったのでしょうか?

 

それは、サウナが持つ絶大な効果と魅力を多くの人が理解し始めたから。

 

さらに、通称「サウナー」と呼ばれるサウナ好きのコミュニティーも広がりを見せ、サウナの魅力や正しい入浴法を一気に拡散したことによって、若い層にもサウナ熱が浸透しています。

今回は、サウナに入ることで得られる効果を一気にご紹介します。なかには科学的根拠はないと否定する説も?

サウナで得られる効果

はじめに、サウナを利用することで得られる効果を最大限に引き出すために、基本とされるサウナの入り方(入浴方法)について少し触れておきたいと思います。

 

効果を引き出すサウナの入り方

まず、サウナの基本として、以下の3つを「1セット」として繰り返すことを念頭に置きませしょう。

 

  • サウナ⇒水風呂⇒外気浴

 

ただサウナに入るだけでは熱いだけなので、苦手な人も水風呂に挑戦しましょう。

サウナで体が温まっている間は、冷気から身を守る見えない羽衣に包まれて、それほど冷たくは感じません。

 

どうしても無理な場合は冷たいシャワーで代用してください。

また水風呂に入ってすぐにサウナに舞い戻る方を多く見ますが、体に大きな負担がかかりますし、効果的とは言えません。

 

サウナと水風呂の後には心拍数が正常に戻るまで休憩を挟みましょう。

サウナで火照った体を水風呂で締め、外の椅子に腰掛け目を閉じる。

この動作を3セットほど繰り返すと、サウナで得られる効果を最大限に引き出すことができるのです。

サウナの正しい入り方についてはこちらで詳しく紹介しています。

 

前置きが長くなりましたが、サウナを利用することでどのような恩恵を受けることができるのでしょうか?

 

サウナ効果①「血行促進」

サウナは、乾式の高温サウナなら100度近い環境で体を温めます。

お風呂に入浴するより、圧倒的に体を温める効果が高いサウナは、室内の空気が全身の皮膚を刺激し、自律神経の中の交感神経の働きが強まります。

それにより全身の血管が広がって血液の流れが非常に良くなるのです。

この血行が良くなることこそが、サウナがもたらす最大の効果の1つです。

 

サウナ効果②「冷え性改善」

血行が促進されることで、冷え性やむくみ、肩こりや腰痛の緩和や改善にも効果が期待できます。

僕はサウナに入ることで末端冷え性がかなり改善されました。

冷え性に、冬のサウナは欠かせません。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

サウナ効果③「疲労回復」

血液の働きは、酸素や栄養を細胞に運ぶこと。

その血液の流れを活発にすることで、多くの酸素や栄養成分が体全体に行きわたり、疲労の回復に繋がります。

 

サウナ効果④「ディープリラックス」

血行がよくなることで体の機能を活発にし、深いリラックス状態を感じます。

通常のリラックスとはまた違う、何とも言葉では言い表せない深いリラックス状態、通称(ディープリラックス)を体験できるのは、サウナの魅力の大きな1つです。

また、このディープリラックスはストレス解消にも繋がるので、ウツ病が改善されたという効果も報告されています。

 

サウナ効果⑤「快眠効果」

サウナで心の疲れはリフレッシュされるものの、体はけっこう疲れます。

温浴効果によって疲労した後、僕はいつも急激な眠気に襲われます。サウナをしっかり楽しんだ後、家で映画を見ようと試みますが、最後まで見れたことがありません。

必ず途中で寝落ちしています。

これは、不眠症の改善にも効果が期待できるでしょう。

 

サウナ効果⑥「免疫力アップ」

サウナに入ると、高温によりタンパク質が損傷しますが、同時にHSP(ヒートショックプロテイン)という別のタンパク質が生まれます。

HSPにはタンパク質の損傷を修復する性質があり、細胞の再生を活性化し、免疫力を高める効果があるのです。

 

サウナ効果⑦「代謝アップ」

血行がよくなることで、酸素や栄養成分が体全体にいきわたり、新陳代謝が活性化。新陳代謝が活性化すると内臓脂肪の働きも活性化し、内臓の機能が高まると、基礎代謝が上がります。

代謝を良くすることで、脂肪が燃えやすい、つまり痩せやすい体を作ることに繋がります。

サウナダイエットをお考えの方は、サウナ単体ではほとんどカロリーを消費できないので注意してください。

また、残念ながらサウナで減った体重も、体内の水分なので水を飲んだら一瞬で元に戻ります。

 詳しくはこちらをご覧ください。

 

サウナ効果⑧「ニキビ、ふきでもの改善」

サウナで出る汗は、ジョギングや通常の運動で出る汗腺とは違い、皮脂線という肌の深層部にある器官から分泌されます。

ニキビやふきでものは、この皮脂腺に溜まった老廃物が最大の原因です。

遠赤外線によってじっくり温められて出る汗は、皮脂腺から出る汚れた酸性の汗。

これを体外に放出することで、ニキビの予防、改善の効果が期待できるのです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

サウナ効果⑨「美肌効果」

汗をかく機会が少ないと、体内に老廃物が溜まり、血流やリンパの流れを阻害し、肌のターンオーバーの遅れに繋がります。

つまり、サウナで汗をかくことで、肌のターンオーバーを早め、美肌効果が得られるのです。

僕は男なので、美肌効果は狙っていませんが確実にその効果を実感しています。

サウナのおかげで冬でもゆで卵のようなプルプル肌です笑

 

サウナ効果⑩「加齢臭、ワキガ臭の改善」

一度サウナに入っただけで臭いが完治するということはありませんが、臭いの原因となる体の奥に溜まった皮脂腺からの老廃物を排出することにより、徐々に改善される効果があるようです。

実際に僕のワキガの友人もサウナに入っている時、または入った後は臭いをほとんど感じません。

次の日はまた臭いですが・・・

 

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ウソだとささやかれる効果は?

サウナのたくさんの効能の中でも、この効果に期待している人も多いのではないでしょうか?

 

デトックス効果

サウナだけでなく、ホットヨガなど、汗をたくさん出すことで、体の老廃物を排出し、デトックス効果を得られるという宣伝文句は、よく耳にするのではないでしょうか?

しかし、学術誌「Environment International」に掲載された研究報告によれば、「汗をかいて毒素を排出する」という説は科学的に証明されておらず、効果はない。と発表したのです。

 

研究の報告を要約

普段の食生活で体内に取り込む汚染物質のうち、汗で出る量は0.02%に過ぎず、激しい運動をしても0.04%、どんなに大量の汗をかいても汚染物質の1%も出することはできません。

体脂肪に蓄積する汚染物質を摂取しないことの方が大切で、さらに尿として排出する方がデトックス効果は高い。というものです。

また、汗の中に含まれる汚染物質の量は極めて微量であり、あってもなくても変わらないと・・・

デトックス効果を安易に信じるのは危険です。

 

最後に

いかがでしたか?

最後のデトックス効果の真偽の程は置いておいたとしても、余りあるメリットを得ることのできるサウナ。

効果的に恩恵を受けるには注意も必要です。

サウナの危険回避リスト
・長時間入り過ぎないこと
・体調の悪い時は入らないこと
・アルコールを摂取している時は入らないこと
・こまめに水分を補給すること

 

サウナは日常生活では決して遭遇しない高温環境に身を置きます。そのため、体へ負荷をかけていることを決して忘れてはいけません。

長時間入ることは、脱水症状、熱中症を引き起こす恐れがあるので危険です。

 

また、体調の悪い時は全身にアレルギー反応が出たり、意識を失う恐れもあることも忘れてはいけません。

小まめな水分補給を欠かさずに!

サウナで健康的な体を手に入れましょう!!

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