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ブラック企業に勤めて早数年・・・

転職する気力も時間の余裕もなく、年月だけが過ぎていく・・・

いざ転職を!!と思っても何をしていいのか、自分は何ができるのかが分からない。

安定と人間らしい生活を求めて漠然と公務員を目指してみようと思い立つも、公務員試験って意外と難しい・・・

地方公務員の筆記試験なんて楽勝なレベルの脳みそを持っている人は儲けもんですが、普通の人はそんなことありません。コミュニケーション能力や語学、数的処理能力等、色んな知識と能力が求められる。それが公務員試験です。

 

転職した男
もう無理だ・・・

転職させ子
諦めるのはまだ早いわ。そんな時は、外郭団体への就職を狙うのがおすすめよ!

転職した男
えっ外郭団体?なぜ外郭団体?そもそも外郭団体って何?

 

 

ブラック企業からの転職は、外郭団体を狙うのをおすすめする6つの理由

外郭団体とは?
外郭団体とは、日本に於いて、官公庁の組織の外にありながら、その官公庁から出資・補助金を受けるなどして補完的な業務をおこなう団体のことである。 事業・活動の内容や人事などの面で所管官公庁と密接な関連をもつが、設立の経緯、目的、組織形態、所管官庁の出資割合や出向職員数について、そのあり方は多種多様である。

 

分かりやすく言うと、行政から出資を受けて、公務員的な業務を行う機関ということ。

公益財団法人、一般財団法人、公社、振興財団、時には株式会社等の場合もあり、設立の経緯や組織の形体等によって、法人格の位置づけは様々です。

 

外郭団体のおすすめポイント

1倒産の心配がほとんどない

先述した通り、外郭団体は官公庁の出資(割合は様々)により成り立っており、公務員が本来行う業務の補助的な役割を担っています。そのため、現役の公務員が外郭団体へ出向というケースも多く、天下り先になっているのも事実です。

もちろん改組(組織がどこかと引っ付いたり分裂したり)することはあると思いますが、完全に消失してクビになる確率は一般企業と比べて極めて低いと言えるでしょう。

 

2比較的楽な事務業務

公務員的な業務の内容が多いので、事務仕事の割合が多いのは事実ですが、業務の内容は公務員同様に多岐に渡ります。

例えば文化振興に寄与する団体であれば、地域の文化ホール等の管理、コンサートの実施や調整等が業務内容となりますし、観光やコンベンションに寄与する団体であれば、プロモーション活動が主な業務になります。

時には地域が主催のお祭りやスポーツ大会等でイベント屋的な仕事をする場合もあると思いますが、大半は事務仕事なので比較的楽と言えるでしょう。

また、成果を求められることはありますが、周りと比較される機会はほとんどなく、ノルマ的なものは基本ありません。

また、一般的な地方公務員は約3年で異動し、全く違う職種への異動を命じられることもしばしば。観光などの華やかな職種に就けることもあれば、次の年に、区役所の保護課で生活保護の支払い業務を担当するといった異動は公務員のあるあるです。

一方、外郭団体職員には、団体内の異動はあっても、団体間をまたいだ異動はありませんので、業務内容が180度変わるようなケースは少なく、一つの分野でプロフェッショナルとして腰を据えて働くことが可能です。

 

3年功序列で出世できる

公務員と同じく、成績や仕事ぶりが出世に大きく影響することはなく、基本的には勤続年数を重ねることで、役職を獲得していきます。上司からの評価によって出世のスピードはある程度変わるものの、頑張った分だけ給与に反映される!ということはありません。

外郭団体の風土にどっぷりと浸かっている公務員的な職員が大半を占めるため、切磋琢磨してバリバリ成果を上げようといったITベンチャーのような熱量や風土は皆無です。

 

4給料が公務員に準ずる

 

公務員は給与規定表というものが存在しており、勤続年数等で等級が上がり年収を増やしますが、外郭団体の職員の給与規定も、その地方自治体の規定に準じていることが多いです。もちろん公務員と水準が全く同じというケースは少なく、公務員の90%程度が妥当なラインでしょう。

公務員よりお給料は少ないものの、賞与も一定の額(大体が地方公務員と同じ)が補償されている為、一般企業と比べると、間違いなく安定していると言えるとでしょう。

また、サービス残業も少なく、実働の対価に見合った残業代が支払われるホワイトな団体が多いです。

 

5福利厚生の充実

何度も申し上げますが、公務員の規定に準じている場合が多く、有給や時間休暇、夏季休暇、産休、育児休暇等が充実しています。

しかもそれらの消化率も高く、20日間の有給をフルで消化している職員も少なくありません。一般企業で有給を全て消化するのは至難の業であることは言うまでもありませんが、公務員や外郭団体の世界ではこれが当たり前なのです。

仕事の予定がなければ、時間休を取って午前で帰るなんてことも容易にできますし、病院等の急な中抜けも容易です。

 

6公務員試験がない

これが一番の魅力ではないでしょうか。

外郭団体は、団体毎に競争試験で採用を決めています。

独自の採用試験を実施しているので、公務員と同レベルの筆記試験はありません。しかしながら、SPIや一般教養等のテストを実施している団体は多く、事前の準備が必要ないというわけではないのでご注意ください。

また、外郭団体も意外と人気の業種であることに変わりはありませんので、求人倍率は高い上、採用試験の期間が長いことも覚悟してください。(政令指定都市は特に)

最後に

いかがでしたか?

公務員は安定していますが、そもそも公務員の給料が高いか低いかの判断基準は人それぞれことに加えて、外郭団体職員が、公務員の給与を上回ることはありませんので過度な期待は禁物です。とは言え、過酷な労働環境の下で仕事をしている人であれば、外郭団体の業務は控えめに言っても楽だと感じることでしょう。

また、採用の際には様々な団体との調整経験やコミュニケーション能力を求められることがほとんどなので、専門的な知識や経験は必要ありません。ご自身がこれまでやってきた仕事の経験で十分に通用するでしょう。

外郭団体への転職へ興味を持たれた方は、ぜひ一度挑戦してみてください。

 

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