年間100本は映画を見る「隠れ映画ファン」である僕が、
2018年8月~9月にかけて「Amazonプライムビデオ」と「Hulu」で実際に見た映画を、ネタバレしないように紹介します。
「見なけりゃ良かった」も含んでますので、参考程度に読んでみてください。
★の数は僕の独断と偏見による5段階のおススメ度です。
今月Amazonプライムで見た映画 おススメ順
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ★★★★★
2016年/アメリカ
だらしない性格に短気な男。
主人公が自分の性格と少し似ていて、あっと言う間に感情移入してしまいました。
内容がものすごくシリアスなのに、所々笑ってしまう要素が散りばめられていて、見ていて飽きません。
後半のリーとライアンの対話シーンには思わず泣いてしまいました。
とても感動的なヒューマンドラマでした。
「ノクターナル・アニマルズ」★★★★☆
2017年/アメリカ
自分を見限った元妻に渾身の自作小説を送りつけ、架空の物語を通して封印してきた現実の思いをぶつける男。
それを読み進むうち、次第に架空の世界に魅了されていく元妻。
小説のストーリーが、胸を掻きむしられる内容で引き込まれます。
ラストシーンも個人的には文句なし。
監督はトムフォード。
そうです、あの眼鏡のトムフォードです。
世界的ファッションデザイナーの彼が、こんな引き込まれる映画も作れるなんて・・・
「ノーカントリー」★★★★☆
2007年/アメリカ
コーエン兄弟のファンなので、初見は映画館で見た映画です。
シガー役のハビエル・バルデムの演技が完璧で、とにかく恐ろしい。
とにかくこの殺し屋は、何をするにも何の感情も持ち合わせていないのです。
殺す時も話す時も、自分の痛みに対しても「無」。
音楽もほとんど使われておらず、不気味さの演出はピカ一でした。
トミーリージョーンズを出演させた意義は理解できるのですが、彼のシーンになると退屈で、緊迫したシーンの骨をやたら折るのが気になりました。
コーエンワールド全開なので、好き嫌いが分かれそうな作品。
「オールドボーイ」★★★☆☆
2003年/韓国
日本の漫画が原作の韓国映画。
ある夜突然、15年もの間、拉致され監禁された男の話。
何のための復習か?
誰の為の愛なのか?
憎しみに終わりはあるのか?
この3つの台詞がキャッチコピーですが、このコピーよくできています。まさにこの通り。
ラストシーンの後味の悪さをバッドエンドととるか、はたまたハッピーエンドと解釈するか。うーん、あなたはどう感じるでしょう。残酷な作品です。
ただ、復讐の動機が弱くないですか?
「アポカリプト」★★★☆☆
2006年/アメリカ
マヤ文明?に設定されたサバイバルアドベンチャー映画。
小さいけれど、幸せに暮らす集落を、権力者が強制的に捕虜として拉致する。
とても理不尽なストーリーで気の毒な気持ちになりますが、アクションの質は高く見ていて迫力があります。
ただし、中盤がダラダラと長いので☆2個減点。
この主人公どこかで見たことある、ロナウジーニョかな?と思ったけどいや、違う。
これはナスDだと気付いてからは、もう彼にしか見えませんでした。
「ボディハント」★★☆☆☆
2012年/アメリカ
ストーリーの真相に明らかになるまでは良かったのですが、そこからは特に意外性もなく、フェードアウト感が否めません。
よくある「これぞサスペンス映画」という内容なので、ありがちで印象も薄いです。
暇つぶしには事欠かないですが、きっと1年後には見たことさえ忘れるでしょう。
ジェニファーローレンスの演技に助けられて★2つ。
「シャーク・ナイト」★☆☆☆☆
2011年/アメリカ
見る気をなくすようなダサいオープニングで、嫌な予感はしました。やはりあそこでやめとけばよかった。
今ならamazon primeの30日間無料トライアルを試せばタダで見放題!!!
無料期間だけでも試す価値あり!!
今月Huluで見た映画 おススメ順
「ザ・ビーチ」★★★★★
2000年/アメリカ
刺激を求めて、タイにやってきた青年は、噂の楽園があると知り、海を泳いで渡るがその先には・・・
タイタニックで一躍有名になったディカプリオが100本以上のオファーを蹴って出演を決めたミステリアスアドベンチャー!!
当時中学生だった僕は、この映画に心を奪われました。
前半の絶好調ぶりとは裏腹に、後半の狂気に満ちた展開が不気味です。
コミュニティーとは、遅かれ早かれ必ずこうなるのだと思います。
サウンドトラックにも、とても影響を受けました。
夏になると無性に見たくなる、大好きな作品です。まさに僕の青春!!
「ミザリー」★★★★★
1990年/アメリカ
僕のトラウマ映画史に残る映画が配信されていましたのでつい見ちゃいました。
雪山で事故に遭遇したベストセラー作家を助け出したNo.1ファン。身動きの取れない作家は彼女のロッジで看護を受けるのですが、次第に彼女の狂気が浮かび上がり・・・
キャシー・ベイツの演技がなんとも気持ち悪い。
とにかくこの作品を見て、アニーの怖さを味わっていただきたい!!
愛想のいい面を見せたと思いきや、気に入らないとぱっと豹変する…
アカデミー主演女優賞、納得です。
「フューリー」★★★★★
2014年/アメリカ
米軍戦車“フューリー”の乗員たちは世界最強の独・ティーガー戦車との死闘。さらに、敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つ、絶望的なミッションに挑む本格派戦争映画です。
心に蓋をして戦う兵士の怒りが、ひしひしと伝わってくる良作でした。
戦車にフォーカスを当てた戦争映画という珍しい作風なので、それだけでも見る価値あり!!
「かぞくはじめました」★★★★☆
2010年/アメリカ
こういう作品は普段見ないのですが、なんとなく見始めてしまいました。
あり得ない設定だと思いきや、心理描写が丁寧で気付いたら感情移入していました。
ストーリーの設定自体は重いのですが、それを感じさせず、心が温められました。
いやー、悔しいけど意外とおもしろかった。
「クローバーフィールド/HAKAISHA」★★★★☆
2008年/アメリカ
初見は映画館でした。
当時、ハンディカメラ撮影方法の先駆け的な映画で、衝撃を受けたのを覚えています。
ただ、ひたすら変な生き物から逃げる映画です。
内容というかストーリー的なものは一切ないからか、軒並み世間の評価の低い映画です。
個人的にはそんなに酷い映画には思えません。むしろ好きな部類です。
時間も短いので、飽きずにドキドキしながら楽しめました。
ラストも個人的には好き。
「ザ・ボーイ~人形の館~」★★★★☆
2016年/アメリカ・中国
老夫婦に雇われ、実物大の子供の人形を世話することになった女性に襲い掛かる悪夢を描くサスペンスホラー。
ジャケットやタイトルからB級臭は満載ですが、全くそんなことありません。
内容はかなりしっかりしています。良い意味で、してやられます。
主演はTWDのマギー役のローレン・コーハンです。
なお、劇場公開版のポスターがこちら
出典:ザボーイ(wikipedia)
いやいや、DVDでもこっち使えよ!!
「ディスターピア」★★☆☆☆
2007年/アメリカ
自宅で謹慎中の青年が、近所を覗き見たせいで、事件に巻き込まれていくサスペンススリラー。
設定もヒッチコックの裏窓と同じで、前半はハラハラするけど、後半が残念。
後半が本当に残念。
よくあるただの鬼ごっこと化し、「覗き」に焦点を当てた良さが消えていく・・・
飽きはしないので暇つぶし程度ならストレスなく見れると思います。
「極道めし」★☆☆☆☆
2011年/日本
たしかに、コンセプトにある通り、食欲はそそられました。
ただ、映画としはどうでしょう。最後まで見ると何か展開があるのかと思い、我慢して見ましたが、特に何もなし。セットもコント番組みたいなチープなもので、僕には何がおもしろいのかさっぱり・・・
昔、「刑務所の中」っていう同じような作品も見ましたがあっちの方が100倍おもしろいです。
今ならhuluの2週間無料トライアルを試せばタダで見放題!!!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回も敢えて、実際に見た作品を紹介しました。
上記で紹介した作品は、現在(2018年9月)は全て視聴可能ですが、配信が終了してしまう、あるいは既にしている可能性は十分にあります。
まあ、配信が終了しても定期的に復活するんですけどね笑
気になる作品がある場合は、早めにチェックしてください。
今ならamazon primeの30日間無料トライアルを試せばタダで見放題!!!
今ならhuluの2週間無料トライアルを試せばタダで見放題!!!
Amazonプライムの映画や番組を、簡単にTVの大画面で見ることのできる優れもの!!
7月版もcheck!!